40代の転職活動のカギ、いかに人事担当者の気持ちに寄り添えるか

転職活動では人事担当者の気持ちに寄り添って準備する ジョブチェンジ

ちぃパパさんが考える、内定獲得のポイントは、

自分の強みを短い言葉で、わかりやすく表現できること。

そして、もう一つ忘れてはいけないのは

その強味が、企業が求める人材像と合致していること。

この二つがきちんとできていれば、内定獲得がぐっと近づいてきます。

人事担当者の気持ち ー新卒採用の場合

新卒採用では、採用側企業の人事担当者はこのように考えます。

「伸びしろのある若者の才能を見出そう。そしてそんな磨けば光る原石をきちんとわが社で育てよう。」

新卒採用の場合は通常、入社した後に新入社員の能力や適性をじっくり見てから、部署配属を決めますよね。大手企業では研修として各部署を短期間で複数経験する機会を設けることもあります。そのうえでじっくりと配属先を決めることが出来るわけです。

また配属後にも、各部署の先輩が時に厳しく時にやさしく、仕事の仕方やマナーについて指導をしながらじっくりと会社の色に染めていくわけです。つまり逆の言い方をすると採用する側は、求める人材像にある程度の幅を持たせているわけです。

中途採用の場合は

一方で中途採用の場合、特に年齢が上の場合は採用する側も鷹揚に構えてはいません。

中途の募集をする場合に採用側は、採用後に担当してほしい業務内容や社内でのポジションを採用前から具体的に確定(想定)しています。

そしてその想定に合致した人材でなければ採用されないのです。

ですから対策として、私たちは求人情報を読み込み、求めている人材像をイメージし、自分の経歴のなかでどこを強調すれば人事担当者の琴線に引っかかるか、人事担当者の気持ちを推測しながら応募書類を作成し、面接準備をする必要があるのです。

それに中途採用の場合、採用側は次のように考えて応募者を観察しています。

「入れてからめんどくさい人間だと、年齢が行ってるだけにやっかいだ。若手のようにマナーから厳しく教え直す訳にはいかないからな。人間性に問題がなく、若い社員やベテラン社員みんなの輪に早く溶け込める人物を見つけ出そう」と。

中途採用の場合は、経歴書をみればキャリアは大体想像がつくわけです。そして一定以上の条件を満たしていれば、実はキャリアではあまり差がつかないことも多いのです。

そんな場合にキャリアよりも重視されるのは人間性です。特に専門職ではなく文系出身サラリーマンの総合職や営業、総務・人事などはその傾向が強いです。人事担当者は、癖が強いとか自分の考えを曲げない協調性のないおじさん、こういうババを絶対にひかないように細心の注意を払っているのです。

人事担当者の気持ちに寄り添う

もちろん一発で希望の会社の内定を勝ち取れたなら問題ないのですが、多くの転職希望のサラリーマンは、そうそううまくはいかないでしょう。

まずは求人情報をたくさん読み込み何度からのトライ&エラーのなかで、企業や人事担当者の求めている人物像を予測できる目を養い、それに合わせた書類・面接の準備を進めることが大切なのです。

そして経歴書・自己PR書類も、大筋はもちろん変わらないのですが、企業の求めている人物像に合わせて強調するポイントを変えて、面接でもつじつまを合わせながらそこをきちんとアピールする必要があります。

そしてなにより大切なのは、面接官に少しでも良い印象を残し、この人物となら一緒に働いても気持ち良く業務に取り組めそうだ。と思ってもらうこと!!応募者の「人間性」はこちらが思う以上に、採用する側にとって重要な要素です。

ここまで意識できていなれなければ、狭き門の好条件中途採用の内定獲得は困難だということを肝に銘じてください。あとは「良縁」さえあればきっと内定は出ます!

ただし中途の場合は新卒よりも、タイミングと時の運が重要になります。うまくいかないこともあるかもしれませんが、あきらめずに頑張りましょう!!

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