「もう歳だから新しいことを覚えられない」
「いまから新規事業に取り組むなんて無理、だってもう歳だから」
こんなふうに、できないことを年齢のせいにして逃げてしまう人はいませんか?
確かに年齢を重ねるといろんな症状が…
確かに歳をとると、いろいろと身体の変化が起きてきますよね。
自分はもう歳だからとか、若い人にやってもらったほうがいいとか、思わず口をついて出てくることがあります。
20代の頃にはまさかそんなこと想いもつきませんでしたが、アラフォー・アラフィフになると実際にいろんな自覚症状が出てきます。
・体力の衰え
・老眼
・視力の低下
・朝起きるのがつらい
・眠りが浅く、早朝に目が覚める
・物忘れが激しい
・というか物を覚えられない
・というか抜け毛が増えた。いやはっきり言って、毛が減った
・お酒に弱くなった
・白髪が増えた
・飲み会の翌日がしんどい
・お腹が出てきた
・走れない
このような症状を自覚するようになると誰でも、
「もう年だな」とか「新しいことにチャレンジできないな」とか「あの頃は良かったな」とか、ついつい弱気になりがちだと思います。
そしてつい出てくるのが
「オレ、もう歳だから」、といった言い訳…
でも、周りはそうは見ていません
しかし、ビジネスの現場ではあなたの言い訳は誰も求めてはいません。
求めてられているのは仕事で成果を上げること。
あなたの言い訳がどんなに切実で、的を得ていたとしても、それが仕事の上で評価される事はありません。
むしろ年齢を理由にできないことを正当化しようとする人は、
ネガティブ
後ろ向き
消極的
後退
諦め
という判断をされます。
そしてそんなネガティブオーラを発信しているあなたの評価は下がり上司からも部下からも頼りにされず、次第に同僚からも距離を置かれ、孤立するしかなくなるでしょう。
そうなったら本当におしまいですよ。
もう40代?
いいえまだ40代です。
ビジネスの世界で、あなたの生涯キャリアは、まだ20年も残っているのです。
そして定年まで無事に働いて満期リタイヤしたとしても、その後の人生のキャリアはまだ30年も続くのです。
これから続く長い人生を楽しく充実したものにするために、
もしあなたが、年齢を理由に諦めているとしたら、今すぐそのマインドを変えてください。
ビジネスの現場でいつまでも若々しくはつらつとして活躍するためには、ネガティブ発想はすぐに切り捨てましょう。
ポジティブ発想に切り替えよう
身に付けなければならないマインドは次の言葉で置き換えることが出来ます。
ネガティブ → ポジティブ
後ろ向き → 前向き
消極的 → 積極的
後退 → 前進
諦め → 挑戦
常に前向きな言葉を発信し、ポジティブなオーラを纏うように意識しましょう。
そうすれば自然とあなたの周囲には人が集まってきます。上司からも部下からも信頼され、あたらしいビジネスのチャンスも舞い込んできます。
現状に満足して、保守的になってはいけません。
新しいことに挑戦する熱意を持ちましょう。
常に前進し続けるのです。
たかがまだ40代。ようやく40代です。
発想の切り替えに有効な3つの方法
マインドの切り替えがうまくいかない人、どうしても腰が引けてしまう人には、ポジティブマインドになるための3つの具体的な方法を伝授します。
1.楽しいことや興味を持てる事にチャレンジする
人間の身体はよくできたもので、毎日刺激を与えられて使用頻度の高い臓器はどんどん活性化し、一方で使われない臓器はどんどん衰えます(これを廃用性萎縮といいます)。
そしてこれは人間の脳にも当然、同じことがいえます。
新しい刺激を与えていれば毎日、脳の神経細胞は増殖していくんです。これは50代でも60代でも同じことです。
そして、脳細胞は楽しいと思って経験したことほど強く記憶に残ることがわかっています。
いつまでも若々しい精神構造を保つためには、この脳の特徴をうまく利用すべきです。
あなたが興味を持っていることや楽しいと感じることを、どんどん生活に取り入れましょう。
食べ物が好きな人は、休みの日に食べ歩きをするとか、平日のランチは定番のお店だけでなく新しいお店を開拓してみるといったこともいいでしょう。
旅好きな人であれば旅行の計画を立てるのも良いでしょう。
インドア派の人であれば、以前から読みたかった小説や漫画を読んでみることも有効ですし、料理など新しい趣味に取り組むのも良いです。
とにかく何か新しい刺激や、あなたがやりたいと思ってあきらめていたことにどんどん挑戦してみること。そして心の底から楽しむこと。
楽しいと思うことを続けるのは、脳細胞や精神を若々しく保つために大変有効なのです。
2.運動で身体を鍛える
年齢を重ねて筋力が衰えてくると、余計に身体動かすのが億劫になり、さらに筋力の低下を引き起こします。
筋力低下は基礎代謝の低下に直結し、年齢を重ねて肥満に陥る人はまさにこの悪循環が原因の一つといえます。
身体の衰えは精神の衰えにつながります。
身体を動かすと体内に新鮮な酸素を取り入れることになり、脳細胞の活動も活発になります。
また太陽の光を浴びて屋外で活動することはセロトニンの分泌を促し、セロトニンは精神の安定やうつ病予防にも効果があることがわかっています。
これまで運動を怠っていた人にとって、いきなり激しい運動はきついかもしれませんね。
運動については、無理をせず少しずつできる範囲で改善をしていくべきだと思います。
例えば今までエスカレーターを使っていたところを、階段で登ってみるとか。
朝少しだけ早起きして、あるいは仕事から帰ってきてからでもいいですから、毎日10分の散歩を習慣にするとか。
寝る前にストレッチと腹筋を10回してみるとか。
無理のない範囲でよいですから運動を取り入れましょう。初めは3日続けるのでさえつらいかもしれませんが、頑張って続けてみましょう。
1週間続けることが出来れば、絶対に自分の身体の変化に気づくはずです。
長年運動から遠ざかっていた人ほど、運動の成果は早く実感できます。
そして不思議なことに、体の機能が整い始めると、自然を心がポジティブに変化していくことに気づくでしょう。
3.小さなイメージチェンジをしてみる
アラフォーにもなると自分のイメージが固まっていて、それを変えることに対して抵抗を感じるひとも少なくありません。
髪形はこうだとか、服装は大体いつも決まってこんな感じだとか…
そして長年かけて作り上げてきたその殻を破るのは、なかなか難しいものです。
しかしいつまでも若々しく活発にビジネスに取り組んでいる人は、中身はもちろん外見でも、例えば髪形やファッションや身に着ける小物などにも気を配り流行を取り入れ、立ち居振る舞いにも若々しさが滲み出しているものです。
身近にそんな人がいれば少しだけ真似をして、自分のファッションに取り入れてみましょう。
身近にいなければテレビのアナウンサーや成功したビジネスマンのかたを真似してみても良いです。
具体的に言えば、髪形をかえるのは最もわかりやすいイメージチェンジですね。
いきなりヘアスタイルをガラリと変えるのはハードルが高いと考える人もいるかもしれません。
そんな場合は、ネクタイやシャツをこれまでは選ばなかったような色・柄にして、少しだけお洒落なものにグレードアップしてみるのでもよいでしょう。
職場や家庭内で長年の間に確立されてしまった自分のイメージを少しだけ、意図的に変えてみること。
これは、自分に対して周囲の人間がどのように思い感じているかを、客観的に見極めることから始まります。
そして自分を客観視する能力を鍛えることは、ついついネガティブな言い訳を口にして逃げていた自分の弱さに気づき、マインドを切り替えることにつながるのです。
小さなことでもよいですから、自分で作りあげたセルフイメージの殻を破るチャレンジを、楽しみながらやってみてください。
最後に
できない言い訳を、年齢のせいにしているなんてつまらないことです。
出来ない言い訳を口にする前に気持ちを切り替え、どうしたらできるかを考える習慣を身につけましょう。
諦める必要はないのです!!